ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

2)研究方法対象者に対し、質問紙による調査とインタビュー調査を実施した。(1)自記式質問紙調査1対象者日本赤十字社に所属する特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、障害児・者支援施設、複合施設において同意の得られた14箇所の施設に従事する職員の方々を対象とした。調査の対象者は、所長・園長等管理者(以下管理者)、全介護職員、生活相談員、事務員等の災害支援経験のある方々(以下事務職員等)とした。2調査方法対象の職員に対し、該当職員分の依頼用紙、調査票、回収用封筒を送付し、回答後の調査票は個別の返信用封筒を用いて各自が返送することとした。3調査内容a.管理者に対する調査内容所属、災害時支援体制(施設被害経験、時期・災害の種類・課題、他施設利用者受け入れ経験と課題)、災害時における職員派遣等支援体制(職員の派遣実績、派遣要件、留意点)東日本大震災日本赤十字社介護チーム派遣について(以下介護チーム)(派遣実績、派遣要件、本人または他職員への考慮点)、介護チームの編成(報道等による周知)による職員の変化、介護チームの派遣課題、赤十字職員研修(実施状況、参加時期、他の赤十字関連施設との連携状況、赤十字講習の受講状況)、赤十字介護福祉士養成教育に関する内容(必要性、災害時教育の必要性、卒業生動向)b.全介護職員、事務員等に対する調査内容個人の属性(所属、性別、年齢、経験年数、赤十字関連施設以外での経験年数、日赤講習受講経験、赤十字の一員意識)、災害時支援について(他施設・避難所での支援経験・課題、災害時自施設受け入れ経験・課題)、災害支援について、災害時に求められる専門的知識、技術の重要度、介護チーム派遣について、東日本大震災日本赤十字社介護チームについて(研修・学習の必要性、対象者、研究希望内容)、介護チーム派遣報道後意識の変化、赤十字における介護福祉士養成教育に関する基礎教育、専門教育について4分析方法調査票については全項目において単純集計を行った。自由記述は内容を単一要素であるよう区切り、1内容1件とした。5倫理的配慮34