ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

赤十字職員としての赤十字災害時介護支援における研修・学習の必要性については484名(87.2%)とさらに多くの方が必要であると述べており、希望者、全職員に対して、広く知られている災害時支援を踏まえた内容を必要としていた。これまでの災害、昨今頻発している自然災害に対し、災害に対する意識の高まりが感じられた。しかし、管理者アンケートから職員を研修に出すことの困難さ、施設独自研修計画の実施困難さも見受けられた。学生時の教育を基本として、就職後は県支部や専門家の力を借りて、継続して学習していく機会を設けることが求められる。また、多くの学生は赤十字関連施設に就職するわけではない。しかし赤十字施設職員としてだけではなく、利用者の生命を守る人材として災害時支援における知識・技術を有することは介護福祉士として重要な学びであると考える。5)謝辞本研究の実施にあたりお忙しい中、質問紙調査、インタビュー調査にご協力いただきました施設長様、介護職員様、事務職員様には心より厚く御礼申し上げます。また本研究は、平成26年度学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成を受けて実施いたしました。多くの方々のご理解、ご支援をいただき実施できましたことに重ねて感謝申し上げます。6)引用文献1後藤真澄,高橋美岐子.災害時の要介護者へのケア.中央法規出版株式会社.東京.2014.225p.2東日本大震災日本赤十字社介護チーム第一次派遣活動報告書.日本赤十字社総合福祉センター.2014. 119p.3東日本大震災日本赤十字社介護チーム第二次派遣活動報告書.日本赤十字社総合福祉センター.日本大震災-介護チーム派遣関連本社災害救護実施対策本部通知集-.2014.P91-108.4中島佳緒里,大渡佳世,河合利修,杉浦美佐子,奥村潤子.天災と人災、赤十字社の組織で働く者として考える.日本赤十字豊田看護大学紀要.2012.7(1).p47-53.5小林洋子.日本赤十字社における救護員としての看護士養成研修.日本赤十字豊田看護大学紀要.2013.8(1).p35-39.6河合利修,島井哲志,尾山とし子,遠藤公久.赤十字と心理社会的支援活動.日本赤十字看護学会誌.2014.14(1).P1-1044