ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

透析療法を受ける人及び家族への看護に関わる病棟看護師、透析室看護師、および外来担当看護師等、透析看護に関わる看護師とする。5)調査場所関東圏内の腎不全医療に取り組んでいる急性期型の医療機関。6)調査期間平成26年3月~平成27年3月7)アクション・リサーチの遂行方法アクション・リサーチは同意の得られた看護実践家と共に、以下のステップを経て実施する計画とし、今回はaからcの段階を実践することを目指した。a.研究体制の構築(同意の得られた人を対象に)(1)アクション・リサーチの手法に関する学習会を開催する(2)研究計画書の検討を通して研究体制を構築する。(3)考え方や価値観の共有し信頼関係の構築を図る。b.研究課題の明確化(1)透析療法を受ける人とその家族の経験に関する研究成果(平成25年度のインタビュー調査から得られた成果)を共有し、患者、家族の視点から見た支援ニーズに関する検討を行う。(2)現状の看護実践の方法や体制に関する分析と整理を行う。(3)改善すべき問題を明確にする。c.支援モデル(案)立案(1)bのステップにより導かれた支援の方向性のビジョンを明確にし、共有する。(2)透析を受けながら生活する人々と家族のQOLを高めることを目指した「透析導入前後の支援モデル」を作成する。d.作成した支援モデル(案)の試行(1)「透析導入前後の支援モデル」を、数名の患者、家族を対象に試験的に実施する。(2)実施プロセス及び結果を評価する。(3)(2)から支援モデル(案)の課題と改善案を検討する。e.支援モデルの作成(1)支援モデル案の試行を通した評価を通して「透析導入前後の患者、家族に対する支援モデル」を作成する。以上のcまでの段階に関して、月1回程度のグループ・ディスカッションを1回60分48