ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

表1.透析療法導入前後の各時期における支援課題と内容看護目標:しあわせ支援・患者が「自分の人生が良かった」と思えるような支援・患者の生きること、生きる意味を踏まえた意思決定支援支援課題医療の基盤となる支援課題の内容・透析導入前の保存期から顔の見える関係をつくる信頼関係づくり→運命共同体・信頼関係づくり・透析療法を受ける人の生きる意味を考慮する意思決定を支える支援・透析導入期だけでなく、その後の透析療法の変更などの意思決定を支える・自分の身体の状態を理解し、保存期をできるだけ長く維持するために自己管理するための支援・選択した透析療法の手技を理解し、生活の中で療法を継続するための支援セルフケア支援・患者同士で学び合えるピアエジュケーションの機会の設定(先輩患者が後輩患者に体験を語る場の設定)透析導入前:透析に関するイメージ形成透析導入後:食事管理などの対処行動・治療・QOLのコツの伝授・情報交換・健全な透析イメージの形成への支援心理的な支援倫理的課題や今日的課題への対応・多職種連携により、異なった視点や介入で患者の問題点やサポート方法を考える・高齢で独居の人が腹膜透析を選択するときの課題・高齢の慢性腎不全患者の透析非導入や中断の選択に関する課題・看護師同士の連携の強化多職種連携・院内ネットワーク(連携システム)の構築・地域ネットワーク(連携システム)の構築・家族と患者の意向にギャップが生じず、関係性を維持家族支援できるような支援・家族と患者が透析療法に関する理解を共有できるようにする50