ブックタイトル平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成26年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

4G.分析方法1.リフレクション(事例検討)の分析データをもとに逐語録を作成した。語られた内容から、実習指導で困ったこと、自身の実習生に対する理解に変化があったか、実習指導を通じて学びになったことに関する内容を抽出し、共通性や相違性に着目し、受講者がどのような学びを得ることができたのかを分析した。2.グループインタビューの分析データをもとに逐語録を作成した。語られた内容から、研修プログラムに参加して役に立ったと思うこと、実習指導に対して不足に感じていること、新しい学びになったことに関する内容を抽出し、共通性や相違性に着目し、研修プログラムの効果を分析した。3.自記式質問紙調査の分析回答については、記述統計を用いた分析を行った。自由記載については、類似点・相違点から内容の分析を行った。Ⅴ.倫理的配慮研究実施にあたり日本赤十字看護大学研究倫理審査委員会の承認を得た(承認番号:2014-10)。また必要時、研修受講者の所属する施設の倫理審査委員会の承認を得た。A.研究参加者への倫理的配慮研究参加者を募る際、本研究の趣旨・方法・倫理的配慮について文書と口頭で説明し、研究過程において、以下の倫理的配慮を行った。1.リフレクション(事例検討)、グループインタビュー、質問紙調査に共通した倫理的配慮1研究参加は自由意思によるものであり、参加の拒否、途中辞退はいつでも可能であること。2研究参加を断っても、研修の受講に関する一切の不利益がないことや、実習指導者としての立場を一切脅かされないこと。3研究参加の同意は、リフレクション、グループインタビュー、質問紙調査それぞれを選ぶことが出来るものとし、その都度、同意を確認してから行うこと。4リフレクション、グループインタビュー、質問紙調査で得られた内容は、分析の際に個人名・所属施設名などが特定されないように記号化すること。5リフレクション、グループインタビュー、質問紙調査で得られた内容は、厳重に管理すること。すべての生データは、結果公表後、機密書類として破棄すること。6リフレクション、グループインタビュー、質問紙調査で得られた内容を本研究以外の目的に使用しないこと。7研究成果は、看護系学会や看護系学術誌にて発表する可能性があること。8研究成果を希望される場合は、送付することとし、教えていただいた送付先は、本75