ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

ページ
8/74

このページは 平成27年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」教育・研究事業報告書

表2認知症高齢者のイメージの変化(n=71)():%項目平均値標準偏差p値意欲的である-意欲的ではない物事や周囲への関心が高い-物事や周囲に無関心である感情表現が豊かである-感情表現が乏しい自立的である-依存的である穏やかである-感情の起伏がはげしい周囲に配慮する-自己中心的である人と信頼関係を築くことができる-疑い深い,ひがみっぽい自分について肯定的である-自分について否定的である落ち着いている-落ち着きがない受講前2.80.7受講後2.80.8受講前2.70.8受講後2.70.8受講前2.60.7受講後2.40.8受講前3.20.7受講後2.70.7受講前3.30.8受講後3.10.8受講前3.30.7受講後3.10.7受講前3.10.7受講後2.90.7受講前2.60.8受講後2.31.0受講前3.00.8受講後2.80.70.3670.8870.0980.0000.0520.0560.0380.0060.085*数値が小さいほどポジティブなイメージを表す。(Wilcoxonの符号付き順位検定)(4)認知症に対する態度と知識の変化養成講座前後の「認知症に対する態度」を表4、「認知症に対する知識」を表5に示す。「認知症に対する態度」をみると、15項目中7項目において、また、「認知症に対する知識」をみると13項目中2項目において、受講後は肯定的な認識に変化していた。「認知症に関する基礎知識」のCronbach'sα信頼係数を算定すると、0.555であった。6