ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

表2教員の参加者参加者TATBTCTDTETFTG所属大学X大学X大学W大学Z大学Z大学Y大学Y大学職位助教助教教授准教授准教授准教授講師教員経験3年10年17年20年14年11年11年b.学生のインタビューa)1年次から2年次の困難学生が語った困難を表3に示す。高校での学習との比較から【学習範囲の広さと展開の速さ】、【教員の教え方や関係性】、【学習で求められる内容】、【学習時間の確保】、【生活環境の変化】が語られた。また、【今後の学習に関する不安】や【図書(複本)の不足】が出された。【学習範囲の広さと展開の速さ】では、日ごろの学習の展開の速さとともに試験に向けての範囲の広さに戸惑っていた語りが多かった。【教員の教え方や関係性】では、高等学校の教員の教え方が授業のポイントを詳細に提示しやるべき課題を指示するといった形だったこととの対比で、大学の教員の教え方に関する困難が語られた。【学習で求められる内容】では、暗記ではなく自分で探究してその考えをまとめていくという学習課題に戸惑っている様子が語られた。【学習時間の確保】では、通学時間の長さやサークルとの両立などが示された。【生活環境の変化】では、寮生活や気候の違いによる不便さなどが語られた。【今後の学習に関する不安】は、主に今後の学習の中心となる看護研究について、自分ができるとは思えないという不安が語られた。【学習環境の課題】では、副本の不足やWifi環境が不十分であることが出された。8