ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ページ
105/152

このページは 平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書 の電子ブックに掲載されている105ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

課題2:A.赤十字の災害看護の災害看護リーダーに必要な能力―赤十字の継続教育を受講する研修生が考える災害看護リーダーの能力―1)回収数と回収率質問紙配布数40、回収数37、回収率92.5%であった。2)対象者の属性(1)年代:30代1名、40代26名、50代10名(2)職位:看護師長26名、係長11名(3)救護経験の有無救護経験有25名(看護師長18、係長7)、救護経験無12名(看護師長8、係長4)救護経験有25名(30代1、40代17、50代7)、救護経験無12名(40代9、50代3)(4)赤十字の継続教育における災害看護教育の内容対象者が受講した赤十字の災害看護教育の内容は、「赤十字の救護・災害看護の歴史と課題」8時間、「日本赤十字社の救護活動」6時間、「災害とその影響」6時間、「災害看護管理」15時間、「地域アセスメント」3時間、「災害看護論演習」22時間「国・自治体の防災危機管理」2時間、「こころのケア指導者養成」24時間である。救護班看護師長に相当する教育内容である。3)赤十字の災害看護の専門的看護職の災害看護実践に必要な能力について赤十字の災害看護の専門的看護職の災害看護実践に必要な能力として、21項目の必要度を4件法(1必要ない~4非常に必要)で求めた。その結果、研修生が考える赤十字の災害看護の専門的看護職の災害看護実践に必要な能力は、全ての能力において、必要度3.46~4と高値であった。(表2-1)。103