ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

研究報告書１．研究テーマ専門看護師教育課程における「コンサルテーション論」の教育内容と方法の検討２．研究組織研究代表者（日本赤十字広島看護大学・成人看護学教授・植田喜久子）共同研究者（日本赤十字広島看護大学・精神看護学教授・戸田由美子）共同研究者（広島がん高精度放射線治療センター・がん看護専門看護師・山下彰子）共同研究者（広島赤十字・原爆病院・がん看護専門看護師・札埜和美）３．要旨平成27年度は、本研究計画の最終段階である専門看護師に対するインタビューが実施に至らず、平成28年度に研究助成の延長願を提出し承諾をいただきました。また、平成27年度に開催された３つの学会でポスターにより公表いたしました、内訳は、第２回日本CNS看護学会で２件、第35回日本看護科学学会で３件、第30回日本がん看護学会で２件、合計７件でした。本報告書では、学会発表7件の概要を紹介いたします。４．キーワードコンサルテーション、専門看護師、教育内容・方法５．研究報告１）第２回日本ＣＮＳ看護学会（東京都開催）：平成27年6月／２件発表（１）山下彰子，植田喜久子，戸田由美子，札埜和美（2015）．専門看護師のコンサルテーションに関する文献的考察．第２回日本ＣＮＳ看護学会，東京都．1目的専門看護師教育課程における専門看護師のコンサルテーション能力を育むための教育内容や方法について示唆を得るために、専門看護師によるコンサルテーションに関する文献検討を行い、記述内容を明らかにする。2方法医中誌を用いて、2001～2014年の原著論文を、キーワードを「コンサルテーション」「専門看護師」で検索した。99件の文献の中で、原著論文や研究報告など18件を分析対象とし、定義、コンサルテーション方法、コンサルタントの役割と能力に関する記述を原文のまま抽出し、質的帰納的に分析した。111