ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

コンサルテーションのモデルは、クライエント中心のケースコンサルテーション83.5%、コンサルティ中心のケースコンサルテーション80.2%であった(複数回答)。介入内容では、看護職への知識・技術の提供86.8%、患者・家族への知識・技術の提供81.3%、看護職への肯定的フィードバック76.9%であった(複数回答)。コンサルテーションに必要な能力は、対人関係能力96.7%、問題発見能力91.2%、コンサルティの能力を引き出す力85.7%と回答した(複数回答)。90.1%は、コンサルテーション能力を高めるために学習を継続していた。学習内容は、専門分野の知識・技術85.4%、コンサルテーションの技法64.8%、コンサルテーションの理論63.4%であり、その学習方法は、文献購読76.8%、研修会の参加76.8%、専門看護師に相談64.6%であった(複数回答)。4結論がん看護専門看護師は、多職種をコンサルティとして多様なコンサルテーションを実施していた。がん看護専門看護師のコンサルテーション能力を育成するためのプログラムを検討する重要性が示唆された。118