ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

表1.研修内容回数目的内容ホームワークの内容11認知行動療法について理解をする2自分の思考、気分、行動、身体反応、環境を理解する1認知行動療法および枠組みについての説明2自分の課題を理解し、1つの課題をピックアップして、その状況での認知、行動、感情、身体反応の相互性を体験する・自分の課題と考える場面を取り上げて、7つのコラムを活用して、自動思考に気づくことができる3バランスのいい思考の仕方に気がつける3認知構成法における7つのコラムを使って自分の自動思考に気がつく4バランスのいい思考を体験する21自己の体験を通して柔軟で多様な考え方が分かる17つのコラム表に自己の体験を記入し、自分で適応思考が導けるように挑戦してみる2グループワークを実施して、多角的視点から自分で導いた適応思考について再検討する・日常の中で問題と感じる状況が生じたら7つのコラム表を活用して、適応思考が導ける31バランスのいい考え方を強化する17つのコラム表に自己の体験を記入し、自分で適応思考を導く2反証を中心に、グループワークを行い自分にあった反証の見つけ方を見つける。・週に1回程度は、日常的に7つのコラム表を活用できるB.具体的なデータ収集方法質問紙は、研修会資料と封筒に入れて研修会参加者全員に配布し、研修会開始時に書面と口頭で研究の趣旨及び倫理的配慮を説明し協力を依頼する。質問紙は、協力が得られない新卒看護師もセルフチェックとして活用できる旨を説明する。質問紙の記載は、研修会開始時にBDI-Ⅱ、講義内容に関連させてATQ-Rと抑うつ対処の自己効力感を実施する。また、経時的変化を見るため、質問紙に他者には個人を特定できないが自分では思い出せるID(各自の携帯番号の下4桁+誕生月日(1桁の場合は0をつけて2桁表記とする))を付記してもらう。記載時間は、12分程度とする。研究に同意する場合は、研修会終了時に質問紙を入れた封筒に封をして、退室の際に研修室の出口に置いた回収箱に投函してもらう。同意しない場合は、持ち帰ってもらう。C.データの分析方法研修会に参加しての認知行動療法への思いに関するアンケートは、記述統計を行った。また、BDI-Ⅱ、ATQ-R、抑うつ対処の自己効力感については、SPSS Statistics23を使用して、推測統計を行った。5研究の倫理的配慮○研究対象者の安全に対する配慮・プライバシー保護のために、質問紙には個人を特定できないが自分は思い出せるID(各自の携帯番号の下4桁+誕生月日(1桁の場合は0をつけて2桁表記とする))122