ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

表4ATQ-R(自動思考)質問項目下位尺度項目カテゴリー・スコア順位消えてしまいたい将来への悲観5.3391世間とは衝突している気がする自己に対する非難4.1412私の人生はめちゃくちゃだ将来への悲観3.6053私の将来は暗い将来への悲観3.4974私は価値のない人間である将来への悲観3.42854プログラムの効果ATQ-Rの下位尺度項目である、a将来への悲観、b自己に対する非難、c肯定的思考の3項目、抑うつの自己効力感の下位尺度項目である、注目点、メリット・デメリット、客観視・多目的評価、気晴らし・ストレス対処、自己開示・自己主張、二次予防の6項目について、プログラム実施の1回目、2回目、3回目において一元配置分散分析を行った。いずれにおいても、P>0.05で有意差が得られなかったため、集団認知行動療法を用いたアプローチが自動思考や抑うつの自己効力感に差を生じたとはいえない。表5抑うつ対処の自己効力感と自動思考の平均値と差の検定結果1回目2回目3回目Mean SD Mean SD Mean SDF (2,150)P抑うつ対処の自己効力感注目点11.923.3312.373.2912.673.403.060.53メリット・デメリット12.513.0912.313.223.403.133.060.95客観視・多面的評価12.592.8712.532.8812.672.973.060.95気晴らし・ストレス対処13.802.8614.752.5613.823.093.060.95自己開示・自己主張16.253.1616.863.3316.103.373.060.95二次予防2.470.972.671.092.821.053.060.95自動思考(ATQ-R)将来への悲観29.8411.3430.5711.7830.5712.373.060.99自己に対する非難32.9211.2832.6711.5132.6710.473.060.99肯定的思考24.768.3023.847.8023.847.583.060.99127