ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ページ
13/152

このページは 平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書 の電子ブックに掲載されている13ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

c)能動的・主体的な学修に重要だと考えていること能動的・主体的な学修に重要だと考えていることを表5に示す。【自主性】、【積極性】など、自分で学修することの重要性が学生の言葉として語られた。また、【自分の将来像】として、具体的なイメージをもって学修することが重要であることが述べられた。一方、【危機感】も学修上のきっかけになっていることが語られた。表5能動的・主体的な学修に重要だと考えていること項目内容看護職を目指して自分で道を切り開くという思いをもつ自主性自分でどれだけ多くのものを吸収するかという思いをもつ自分で調べて覚えていく。自分で身につける。自分で疑問をもつ。積極性効率性準備性コミュニケーション能力自分で本を調べたり先生に質問しに行く空いた時間でいかに効率的に行うかを重視する。準備の段階をしっかりしておかないと主体的にはできない。自分の意見を述べたり、話しあう。自分の将来像を具体的に持っておく。どういう看護師になりたいかという目標を持つ自分の将来像自分のキャリアアップのためにやっておかないという意識を高める4年生になったら国家試験があることを意識して取り組む家族など周囲の人たちに役立てるということを思う成績をみてなんとなくやばいと思った。危機感先輩たちが留年しているのをみて危機感をもった。学費が高いので学費分を吸収したい。再試で余分な費用を払いたくない。d)大学への要望大学への要望として、図書館の開館時間(早朝の開館)、図書館の複本の増加、バスの時間の延長、Wifi環境の整備、クラスの中での順位の開示、パソコンでのノートテイクの許可、授業内容の録音の許可が出された。c.教員のインタビューa)教員が捉えた初年次の学生の困難教員が捉えた初年次の学生の困難を表6に示す。【学習方略の課題】、【人間関係の課題】、【日常生活の課題】が出された。11