ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

前準備実施率をみた。実施率と基本属性、危機意識と経験の有無による関連については、χ2検定による分析を行った。4)研究の倫理的配慮本研究は、日本赤十字広島看護大学の研究倫理審査委員会で承認を得て実施した(承認番号1404、平成26年7月23日)。コミュニティ代表には、口頭及び書面にて本研究の目的や意義を説明した。また、書面で本研究の目的や意義、回答の任意性、匿名性の確保などを記載した文書をアンケート用紙とともに同封し、返信、回答を持って同意とした。(3)研究結果1)対象者の概要調査配布数703人(26地区の234班長×約3名)、回収数は418人(回収率59.5%)であった。うち、全項目に回答した384人(54.6%)を有効回答とした。性別は、男性165人(43.0%)、女性216人(56.2%)、無回答3人(0.8%)であった。年齢は、平均60.85±14.88(平均±標準偏差、以下同様)で60代が138人(36.0%)と最も多かった。同居している家族構成は、ひとり暮らしが37人(9.6%)、夫婦のみが155人(40.4%)、二世代が166人(43.2%)、三世代が22人(5.7%)、その他が3人(0.8%)、無回答が1人(0.3%)であった。現在の地域での居住年数は、1年未満が9人(2.3%)、1~2年未満が12人(3.1%)、2~5年未満が21人(5.5%)、5~10年未満27人(7.1%)、10~20年未満が43人(11.2%)、20年以上が272人(70.8%)であった。現在の地域で今後も住み続けたいと答えた人は280人(72.9%)、どちらでもいいが76人(19.8%)、引越ししたいが25人(6.5%)、無回答が3人(0.8%)であった。2)ソーシャルキャピタル地域活動への参加状況は、いつもしているが20人(5.2%)、時々しているが42人(10.9%)、たまにしているが86人(22.4%)、全くしていないが235人(61.2%)、無回答が1人(0.3%)であった。活動内容(複数回答)は、地縁的な活動が267人(52.3%)と最も多く、次にスポーツ・趣味・娯楽活動が108人(21.1%)、ボランティア・市民活動が66人(12.9%)、就労が61人(11.9%)、その他9人(1.8%)であった。お住まいの地域では、町内会、老人会、サロンなどの地域活動は活性度について、非常に盛んであると思うが88人(22.9%)、ある程度は行われていると思うが274人(71.4%)、ほとんど活動は行われていないと思うが16人(4.2%)、そのような地域活動は存在しないと思うが1人(0.3%)、無回答が5人(1.3%)であった。今後の地域活動への参加希望は、積極的に参加したいが45人(11.7%)、時間や興味があれば参加したいが306人(79.7%)、参加したくないが27人(7.0%)、無回答が6人(1.6%)であった。地域の中での挨拶について、いつもしているが277人(72.1%)、時々しているが80人(20.8%)、たまにしているが23人(6.0%)、全くしていないが1人(0.3%)、無回答が3人(0.8%)であった。136