ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ながら生活しているためと推察できる。逆に、「住み続けたいと思えること」、「手助けを得ていること」が防災への事前準備に繋がっているとも考えられる。今後地域活動に積極的に参加したい、地域で挨拶をいつもしている、地域の子どもや親に何らかの支援をしたいという項目は、ソーシャルキャピタルにおける地域に目を向けた最も基本的な自助・互助・共助の取り組みである。調査対象者において、これら項目の高い割合を示した者が、防災の事前準備も有意に気をつけていることから、今後地域の防災における健康危機管理度を活用すべく重要な指標として検討が必要である。Ⅱ.地域住民と大学、学生との協働的取り組み~阿品台後継事業~本学において、2ヵ年で実施してきた「阿品台いきいきプロジェクト」を引き継ぐ形で後継事業を実施した。主な事業として以下のとおりである。事業を通じて、地域のつながりの強化や個々の健康づくり活動を図るとともに、互いに助け合う意識の醸成を目指した。1.平成26年度阿品台後継事業等での取り組み1)健康ボランティアフォローアップ教室1回目「健康ボランティア交流会~今後の活動について考える~」2回目「ノロウイルス感染予防~家族や地域住民への知識・技術の普及~」2)健康力アップセミナー1回目「熱中症からカラダを守る」参加者:22名141