ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

表8教員として心がけている学生へのかかわり学習面のサポート関係性を築く生活面の助言1つずつ説明をする。一緒に読んで確認をしてポイントをつかむようにする。できるだけ噛み砕いて説明するように心がける。シラバスで事前学習・事後学習などを工夫する。目標達成していない学生に対して補講を行う。教科書だけでなく自分が学びやすい本をみつけることから助言する苦手科目や高校までの学習が不十分な科目は学び直しを進める。大学での学び方を説明する。視点の違いなどを伝える。本人が考える機会をつくる。疑問をもてるように投げかける。できるだけ「どうして?なぜ?」と聞くようにして考えさせる。過去の学習とつなげるようにかかわる。実習でそれまでに習った知識の使い方がわかるようにつなげる。学び方は人それぞれであるから、いろいろな方法を提案してみる。最終的にどの方法を選択するかは学生が決めてよいことを伝える学生をよくみて、その人の個性にあわせて進める。挨拶をする。声をかける。授業中に学生の様子を気にかける。授業中にできるだけ学生に発言の機会をつくる。名前を覚える。まずは学生の話を聞く。頭ごなしに言わない。状況を聞いてからアドバイスをする。まずは学生の困難を聞いて受け止めてから助言をする。自分で気づいて動くことができたことを認め、後押しをする。学生が自分の信頼できる人に相談できるような支援をする一人暮らしの学生への助言アルバイトの入り方の助言保護者会で保護者と接する機会をもつ(4)考察学生が語っている困難と教員が把握している学生の困難は共通しており、特に高等学校までの暗記中心の学習から課題探究型の学習へと変換することの難しさが挙げられた。そのことと関連して、正解が一つではない看護学の学習についても、戸惑いがあることが語14