ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ページ
24/152

このページは 平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

その後、設営した間仕切りの中で実際に寝てみる等の避難所生活についても疑似体験をした。また、防災用品メーカーが提案する避難ルーム(テント)の体験や仮設トイレ体験など、災害時の避難生活を想定した様々な生活空間の状況を参加者各人が体験した。6-2調査の結果6-2-1回収率今回の赤十字みんなの防災デイキャンプ参加者のうち、52名から調査協力が得られた。第1回目調査(T1)は52名、2回目調査(T2)は40名(T1の77.0%)、第3回目調査(T3)は11名(T1の21.2%)であった。このうち、10歳の参加者を除く51名を対象に分析を行った。6-2-2対象者の特徴(表1)本研究における対象者の男女比は、全体で男性15名(28.8%)、女性37名(71.2%)と女性が多かった。年齢は40代から60代の参加者が36名(69.2%)と壮年期の割合が高く、平均と標準偏差はそれぞれ50.4±13.7歳だった。既婚者が37名(71.2%)、給与所得者が32名(61.5%)であった。また、居住形態は「持ち家・一戸建て(木造)」が39名(75.0%)と最も多く、同居人数は多い順に3人(28.8%)、2人14名(26.9%)、4人10名(19.2%)で、平均と標準偏差は3.0±1.4人だった。居住年数は10年以上20年未満と20年以上30年未満が各12名(23.1%)であり、全体の約半数を占めた。居住年数の平均は20.8年、標準偏差は16.7年だった。居住年数の平均は20.8年、標準偏差は16.7年だった。なお、教育年数は、13年以上が26名(50.0%)、10~12年が16名(30.8%)と、参加者の約8割が高等学校卒業以上であった。経済状況は、31%が「やや苦しい」と答えた。地域の人びとや地域表1.調査対象者の属性・認知的および構造的ソーシャルキャピタル指標受講回数性別年齢*職業*婚姻状態同居人数(自分も含めて)居住年数居住形態教育年数経済状況*度数(人)n=52(%)1回11.92回4076.93回1121.2男性1528.8女性3771.210代11.920代23.830代713.540代1528.850代1325.060代815.470代47.780代11.9自営業611.8正社員1937.3パート713.7専業主婦(夫)815.7無職59.8その他611.8既婚3771.2未婚713.5離婚・死別815.41人713.52人1426.93人1528.84人1019.25人23.86人47.71年以上5年未満611.55年以上10年未満917.310年以上20年未満1223.120年以上30年未満1223.130年以上40年未満59.640年以上50年未満47.750年以上60年未満11.960年以上70年未満23.870年以上80年未満11.9持ち家・一戸建て(木造)3975.0持ち家・一戸建て(木造以外)11.9持ち家(マンション・アパート等)11.9公営住宅23.8民間賃貸住宅713.5その他23.86~9年1019.210~12年1630.813年以上2650.0苦しい47.8やや苦しい1631.4ふつう2447.1ややゆとりがある611.8ゆとりがある12.022