ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

への認識の3項目で尋ねる認知的構造キャピタル指標の結果は、一般的信頼は7割以上が信頼できると考えており、「あなたの地域の人びとは、多くの場合、他の人の役に立とうとすると思いますか」の互酬性も約7割が肯定的に答えていた。愛着がある人も7割を超えていた。6-2-3.調査対象者の「赤十字みんなの防災デイキャンプ」参加前(T1)、参加後(T2)、3か月後(T3)の防災認識と防災対策(表2)(T1)時点で「震度6弱以上の地震で、自宅が受ける被害の程度がわかっている」と答えた人は半数を超えたが、その一方で「自宅の耐震補強工事などの対策をしている」は25%に止まった。「非常持ち出し用の食料や水の準備をしている」人は約40%であったが、「非常持ち出し袋は緊急時にすぐ持ち出せる場所に置いている」は、全体の80%が「全くあてはまらない」、「あまりあてはまらない」であった。「現在住んでいる場所の最寄りの指定避難所を知っている」は70%であったが、「避難所はどんなときに開設されるのかを知っている」と答えたのは30%であった。また、「災害時、家族に自力での避難が難しい者がいる」は50%であった。「地域で防災について相談できる人はいる」は20%と高くはない一方で「平時から地域の交流はある」は全体の80%を占めた。さらに「自分が地震に対する備えをしなければ、地震が起きたとき、大変なことになると思う」「自分で地震に対する備えをして安全な生活をできるようにすべきだ」と答えた人は約9割であった。表1.調査対象者の属性・認知的および構造的ソーシャルキャピタル指標(続き)地域:あなたの地域の人びとは、一般的に信用できると思いますか*地域:あなたの地域の人びとは、多くの場合、他の人の役に立とうとすると思いますか*地域:あなたは現在住んでいる地域にどの程度愛着がありますか*地域:ボランティアのグループにどのくらいの頻度で参加していますか*47地域:スポーツ関係のグループやクラブにどのくらいの頻度で参加していますか*47地域:趣味関係のグループにどのくらいの頻度で参加していますか*47地域:学習・教養サークルにどのくらいの頻度で参加していますか*46地域:特技や経験を他者に伝える活動にどのくらいの頻度で参加していますか*46地域:あなたは町内会へ加入していますか**:合計51名から回答を得た*47:合計47名から回答を得た*46:合計46名から回答を得たとても信用できる713.7まあ信用できる3058.8どちらともいえない1325.5あまり信用できない12.0とてもそう思う47.8まあそう思う3160.8どちらともいえない1529.4あまりそう思わない12.0とても愛着がある917.6まあ愛着がある2956.9どちらともいえない917.6あまり愛着がない35.9全く愛着がない12.0週に2~3回12.1週1回12.1月に1~3回1021.3年に数回919.1参加していない2655.3週に4回以上12.1週に2~3回36.4週1回612.8月に1~3回510.6年に数回612.8参加していない2655.3週に2~3回12.1週1回36.4月に1~3回817.0年に数回1123.4参加していない2451.1週に2~3回12.2週1回12.2月に1~3回48.7年に数回613.0参加していない3473.9週に4回以上12.2月に1~3回817.4年に数回715.2参加していない3065.2加入している4894.1加入していない35.923