ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ページ
3/152

このページは 平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書 の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

研究報告書(中間報告)1.研究テーマ看護大学生の入学前の学習状況と入学後の能動的学修への取組に関する調査研究2.研究組織研究代表者:日本赤十字看護大学・教授・佐々木幾美共同研究者:日本赤十字北海道看護大学・教授・河口てる子日本赤十字秋田看護大学・教授・安藤広子日本赤十字豊田看護大学・教授・村瀬智子日本赤十字広島看護大学・教授・小山眞理子日本赤十字九州国際看護大学・教授・本田多美枝日本赤十字九州国際看護大学・教授・小林裕美日本赤十字秋田看護大学・准教授・磯崎富美子日本赤十字豊田看護大学・准教授・中島佳緒里日本赤十字看護大学・准教授・西田朋子日本赤十字看護大学・助教・安島幹子3.要旨看護系大学生の学習スキルおよび大学入学後の学習で直面する学び方に関する困難や対処について、学生および教育者両者の立場から明らかにする。これらの結果を踏まえて看護系大学において学生の能動的学修(アクティブ・ラーニング)を促進するための教育のあり方を検討する基礎的資料を得ることを目的とした。研究の第1段階として、学生と教員を対象とした半構成的面接調査を実施した。データ収集期間は平成27年10月~平成28年3月であった。倫理的配慮として、日本赤十字看護大学研究倫理審査委員会の承認(2015-87)を得て実施した。学生からは高校での学習との比較から学習範囲の広さと展開の速さ、教員の教え方や関係性、学習で求められる内容、学習時間の確保、生活環境の変化、今後の学習に関する不安、図書(複本)の不足が語られたが、復習や予習を行い授業の受け方を工夫しつつ、自主性や積極性を意識し能動的学修に取り組んでいる状況が明らかになった。4.キーワード看護大学生、能動的学修(アクティブ・ラーニング)、初年次教育1