ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

を評価しなければ、事業の改善にはつながらない。今後は評価指標の妥当性・信頼性についても研究していく必要がある。8.結論本研究は、災害を想定した防災キャンプ活動を通じ、地域住民の「防災力」がどのように向上するかについて検証することを試みた。防災キャンプに参加することで、防災対応に関する認識と防災行動の実施との関係を分析した結果、以下のことが分かった。防災キャンプへの参加を通じて、参加対象者は、災害の備えの重要性や避難所運営の知識を得るとともに、緊急時に地域の住民同士で助け合う、実践的な対処行動への自信が身についていた。9.謝辞本研究を進めるにあたり、全面的にご協力を下さいました日本赤十字秋田県支部、地域住民、行政機関、教育機関、医療機関、民間企業、NPO団体、子育て支援関係者、学生・市民ボランティアの皆様に心より感謝いたします。本研究は、平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」を受けて実施した。10.引用文献(考察に必要な文献を探す)秋田市. (2015)「災害に備えた支え合いの地域づくり-秋田市」.www.city.akita.akita.jp/City/wf/mn/rw/leaf-leadingproject2_new.pdf 2016.5.17アクセス防災, &情報研究所. (2000).災害弱者対策訓練の現状と課題(特集防災訓練(1)).消防科学と情報, (63), 49-52.片田敏孝, &桑沢敬行. (2006).津波に関わる危機管理と防災教育のための津波災害総合シナリオ・シミュレータの開発.土木学会論文集D, 62(3), 250-261.内閣府. (2009)「減災のてびき」.www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/gensai/pdf/tebiki_web2009.pdf 2016.5.17アクセス永松伸吾,長坂俊成, &臼田裕一郎. (2009).「地域防災力」をどう評価するか--研究展望と課題.防災科学技術研究所研究報告, (74), 1-11.松田曜子,糸谷友宏, &岡田憲夫. (2004).東海・東南海地震を対象とした地域防災力診断アンケートの基礎的分析.京都大学防災研究所年報, (48), 75-82.村上正浩,(2009)「防災拠点工学院大学」http://kouzou.cc.kogakuin.ac.jp/Open/campus/2016.5.17アクセス細江達郎,小野澤章子, &細越久美子. (2003).災害への対応と地域生活--岩手山火山防災に関する調査報告.岩手フィールドワークモノグラフ, (5), 39-129.31