ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

A病院では、通常の外来診療に際して、医師、看護師、臨床心理士の職種でカンファレンスを行っていた。当該日に受診予定の患者に関して、当日の勤務スタッフで情報交換を行い、個々の患者の課題と援助方法を検討するカンファレンスをルチーンに実施していた。その結果、病気の受け止めや認識、知識や技術、心理的問題、家族問題、仕事等、患者が抱える個々の課題に対し、面接の必要性や援助方法の検討を行っていた。このカンファレンスでかなり詳細な情報の共有がなされ、個人に適した援助方法の検討がされていた。カンファレンスの場では、個々の患者の情報共有と援助計画が検討され、その情報は、36