ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

2CNL指導者育成研修プログラムの主な教科目「変革理論」、「リーダーシップ:ホリゾンタルリーダーシップ」、「CNLの役割」、「マイクロシステムアナライシス」は、受講者の看護経験年数、看護管理経験年数、学位領域、職位において、理解度、難易度、既存の知識は、いずれも「まあまあできた」の中程度であり、上記の科目の研修の必要性が示唆された。有効性はいずれも「大変良い」の上位であり、今後CNLの活動には、これらの知識が役に立つことが示された。3米国でのCNLへのシャドーイングを中心とした実習は、講義・演習と実習で得た体験が統合され、具体的に理解され大変有効であり、CNLの研修には実習が必須であることが示唆された。4CNLの日本への導入の必要性を感じ、導入には、CNLの役割や効果の理解を広め、CNL導入を図る管理者の強い意思とリーダーシップを発揮することが求められる。6)謝辞本研究は、平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」を受けて研究したものです。本研究により、有益なCNL指導者育成研修及び研究ができましたことを感謝いたします。また、研修開催に当たり、(前)聖アンソニー看護大学の竹熊カツマタ麻子先生、デイナ・ダーモディー先生、角田みなみ先生には日本における研修及び米国での医療施設での実習に、公私にわたり多大なるお力添えをいただきましたことを深く感謝申し上げます。先生方の熱心な牽引がなければできない研修・研究でありました。また、米国での実習を引き受け、熱心な指導のもと実りあるものとしていただきました、聖アンソニーメディカルセンター及びセントメアリー病院の看護管理部門とCNLの方々に感謝申しあげます。そして、2016年ロサンジェルスで開催されたCNLサミットに、心より迎え入れ、支援していただきましたAACN認定部門部長のSHANTALHALL氏に心より感謝申し上げます。7)引用・参考文献1. American Association of Colleges of Nursing:“Clinical Nurse Leader”http://www.aacn.nche.edu/cnl/about (参照:2014-9-20)2. Reid KB, Dennison P: The Clinical Nurse Leader (CNL)(R): point-of-care safetyclinician.Online J Issues Nurs. 16(3):4, 2011.3. Stanley JM1, Gannon J, Gabuat J, Hartranft S, Adams N, Mayes C, Shouse GM,Edwards BA, Burch D:The clinical nurse leader: a catalyst for improving qualityand patient safety. J Nurs Manag,16(5):614-22, 2008.50