ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ページ
59/152

このページは 平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書 の電子ブックに掲載されている59ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

表1-2.定例会議の概要(続き)年月主な内容8月看取りケアマニュアルの活用状況確認:「十分に利用されてない」との意見があり、1マニュアルと連絡網のフロアスタッフルームへの掲示、2活用の呼びかけを行うこととした。偲びのカンファレンスの振り返り:ケアを評価して次の援助に結び付けることが課題であることを確認した。看取り通信:第1号を完成させて発行した。9月看取りケアマニュアルの活用および実践に関するアンケート:質問紙を作成した。静養室の見学:介護職2名と看護職1名で、他施設を訪問し静養室の整備を見学した。201410月看取りケアマニュアルに関するアンケートの結果:職員は看取りを意識しているが、その認識は職員によって差があることが分かった。また、介助方法について詳しく知りたいという意見が見られた。アンケート結果の共有と、施設の家族満足度調査結果の報告をするために、看取り通信2号を作成した。静養室の見学の結果:職員に対する報告の方法を検討した。11月看取りケアマニュアルの修正:具体的ケア方法を付け加えた。静養室見学の施設への報告と静養室の整備に関する意見募集の方法を検討した。活動内容の職員への周知:看取り通信第2号の発行に対する職員の反応を確認したところ、プロジェクトチームメンバーが十分にとらえることができてないことが明らかになった。職員会議で静養室見学の報告を行うこととなり、その際に、看取り通信2号に対する反応を確認することになった。12月活動内容の職員への周知:職員会議でも、看取り通信の反応を見ることができなかった。チームメンバーに、職員の意見を聞くことに対して苦手意識があることが浮き彫りになった。偲びのカンファレンス:内容を振り返ったところ、個々の職員の感想を述べ合うのみであることが分かった。カンファレンスの議題に、看取りケアの評価と改善策を入れることとした。1月看取りケアマニュアルの修正:職員から「分かりやすくなった」という意見があったことが報告された。静養室の整備:職員からの意見募集を行い、細かな設備について検討した。その内容を全職員で共有するため、看取り通信3号を作成した。2月職員アンケート:プロジェクトチームの1年間の活動を評価するために、職員から意見を集めることとした。偲びのカンファレンス:内容を振り返り、家族が看取りをどのように感じているか、職員がわからないことが浮き彫りになった。20153月職員アンケートの結果分析:「日々のケアが大事と分かった」「家族の要望を意識するようになった」「積極的に家族にかかわるようになった」「高齢者本人とのコミュニケーションが増えた」「家族と関わることで入居者のことがより分かった」「ケアの質が向上した」「忘れてしまう」「勇気が足りない」などがあった。偲びのカンファレンス:退所手続き時の家族の反応について報告。4月平成26年度の活動報告の作成。平成27年度課題1看取りの状態判断に対する情報共有システム作り。2家族の満足度の充実が挙げられる。5月職員会議で報告する内容の作成6月職員会議報告57