ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

表1品詞別の出現頻度とスコアこのスコアは、一般的な単語が出現回数が多くなってしまう傾向を補正して、一般的な単語の重みを軽くして、特徴的な単語を見つけるための分析であるが、この資料中では「人道」が大切なキーワードになっていることを示している。動詞では、「高める」「伝える」のスコアが高く、次いで「整える」「学ぶ」「こめる」であった。名詞においても、人間関係に着目した「関わり」が好スコアであったことを考えると、双方向のコミュニケーションを示すと思われる言葉が上位に多く見られるのは分かりやすい。一方、心構えに関連すると思われる「学ぶ」や「整える」が上位にあることは、先にあげたスキルを支える態度を示しているとも考えることができる。これに対して、形容詞については、頻度からはそれほど明確な特徴をつかむことができなかった。品詞としての機能からも、他の品詞とあわせた分析によって、補助的に内容を明らかにするものと考えられる。67