ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

を説明した。公表に際しては個人および施設を匿名化し、個人および施設が特定されないよう配慮した。研究参加者に対しては、以下の点から倫理的配慮を行った。1研究への協力の自由意思と拒否権本研究への協力は自由意思に基づき行われるため、自身の判断に基づき研究参加への有無を判断してもらい、協力いただかない場合でも、何ら不利益を被ることがないことを研究参加依頼書・研究参加同意書と口頭で説明した。同意撤回を希望する場合には、同意撤回書への署名によりいつでも同意撤回が可能であることを説明した。ただし、同意を撤回した時点で、既に研究成果が学会等で公表されていた場合や、匿名化され個人が特定できない状態等の場合には、データを破棄できないこともあることを説明した。2研究で得た情報の目的外使用の禁止本研究で得られたデータは本研究の目的以外で使用されることはないことを説明した。なお、研究参加への同意の意思を表示した場合には連絡先を伺うが、インタビュー日程と場所の調整、研究結果の資料送付の目的のみに使用し、研究結果をまとめ終えたのちに削除することを説明した。3プライバシーおよび個人情報保護の方法研究参加者のプライバシーおよび個人情報を保護するため、インタビューはプライバシーに配慮した個室で行い、得られたデータはすべて匿名化して扱い個人が特定されないようにすることを説明した。学生の研究参加者に対しては、グループインタビューで知り得た他の研究参加者に関する事項について、本研究の終了後も研究参加者のプライバシーの保護に努めて頂きたい旨を説明した。インタビュー内容を録音したICレコーダーや録音した内容を逐語録に起こした文書は鍵のかかる棚に保管し、研究者以外の者が持ち出せないよう厳重に管理すること、本研究をまとめ終え、5年間保管したのちに消去することを説明する。その際電子データは記憶媒体から完全に消去し、文書データはシュレッダーにかけ、個人情報が流出しないよう注意して消去した。インタビューで語られた内容を逐語録に起こす作業は専門業者に委託するが、その際、個人情報保護の観点から、業者に対し守秘義務を遵守することを書面にて誓約してもらうことを説明した。4研究結果の公表方法および還元方法本研究で得られた成果は、関連学会や報告書等に発表する予定であり、その際データはすべて匿名化して報告することを説明し、個人および施設が特定されないよう配慮した。5研究に参加することによって期待される利益学生に対しては、本研究に参加することにより、自らの学習状況について振り返る機会となることが期待されることを説明した。教員に対しては、本研究に参加することに6