ブックタイトル平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成27年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

課題2:A.赤十字の災害救護活動を通して、必要とされる災害看護リーダーの実践能力と役割1.目的赤十字の災害救護活動を経験した看護管理者による大規模災害等で必要とされる実践能力・役割は何かを明らかにする。2.方法1)質問紙調査(1)対象赤十字病院に勤務し、救護班看護師長として災害救護経験2回以上を有し、研究参加に同意する看護管理者(2)質問紙内容質問紙は自記式質問紙で、対象の属性、救護経験、災害看護リーダーに必要な実践能力等で構成した。質問項目は、災害看護リーダーに必要な実践能力について、ICN(2009)Framework of Disaster Nursing Competenciesを参考に独自に作成した(資料B)。(3)データ収集方法1病院看護部長に研究概要を文書・口頭で説明し、同意を得て、研究参加者を推薦してもらう。(資料4)2推薦された研究参加候補者人数分の研究概要(資料5)と質問紙(資料B)、返信用封筒を看護部長宛に郵送し、配布してもらう。3個別で質問紙返送を依頼し、返送をもって研究に同意したものとする。(4)分析方法1データは、基本統計により処理する。2自由記載内容は、関連性、類似性で分類する。2)面接法(1)対象質問紙調査に協力した対象のうち、面接に同意した看護管理者、3名程度。(2)データ収集方法1面接に同意を得られた研究参加者と日程等の調整を行う。2面接は、「大規模災害等で必要とされる災害看護実践能力、役割は何か」について半構成的に進める。面接時間は30分~60分。3面接内容は了解を得てICレコーダーにより録音し面接終了後逐語録を作成する。(3)分析方法逐語録を精読し、「大規模災害等で必要とされる災害看護実践能力や役割」についての語りを文脈単位で抽出する。類似性、関連性により分類する。96