ブックタイトル平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書
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平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書
友人との関係で学習を進めているが、教員の支援を受ける割合が少ない状況もあり、自律的に学習しようとする傾向が示された。(5)結論結果および考察から、学生は入学直後には学習範囲の広さと展開の速さ、多く課題や科目の理解を深めるための学習時間の確保に困難を感じているが、大学入学後に行われている説明や科目は困難を低めることに関係していることが示された。また、高学年の方が学習上の困難は低くなり、大学教育を受ける中で克服している状況が明らかになった。特に、教員よりも自分自身の力や友人との関係の中で積極的な学習を進めていることが明らかになった。今後は、さらに詳細な分析を行い、学会等で発表する予定である。(6)謝辞本研究にご協力をいただきました学生の皆様に心より感謝いたします。本研究は、平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」を受けて実施しました。(7)引用文献安達祐子・菅野正子・谷岸悦子・金井悦子(1997).看護学生のスタディスキルスの実態.日本赤十字武蔵野短期大学紀要,10,34-40.安達祐子・谷岸悦子・草地潤子・菅野正子・金井悦子(1998).看護学生のスタディスキルスの実態(その2).日本赤十字武蔵野短期大学紀要,11,1-9.安達祐子・谷岸悦子・草地潤子・金井悦子(1999).看護学生のスタディスキルスの実態(その3).日本赤十字武蔵野短期大学紀要,12,29-38.安達祐子・谷岸悦子・金井悦子(2000).看護学生のスタディスキルスの実態(その4).日本赤十字武蔵野短期大学紀要,13,45-53.中央教育審議会(2012).新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて.大学基準協会(2002).21世紀の看護学教育.後藤文彦(2012).初年次教育の有効性に関する実証的研究.京都大学高等教育フォーラム、2、1-7.石井美紀代・鹿嶋聡子・布花原明子・前田由紀子・唐崎愛子・高橋甲枝・小野正子・石田佳奈子・鹿毛美香・浅野嘉延(2012).初年次教育における問題解決型学習の効果.西南女学院大学紀要,16,25-34.文部科学省(2011).看護系人材育成の在り方に関する検討会最終報告.大久保暢子・佐竹澄子・大橋久美子・佐居由美・伊東美奈子・峰ヶ崎令子・安ヶ平信枝・石本亜希子・菱沼典子(2011).看護学導入期時期の学生が感じる困難性の検討.聖路23