ブックタイトル平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ページ
3/74

このページは 平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書 の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

研究成果報告書1.研究テーマ看護大学生の入学前の学習状況と入学後の能動的学修への取組に関する調査研究2.研究組織研究(代表)者:日本赤十字看護大学・教授・佐々木幾美共同研究者:日本赤十字北海道看護大学・教授・河口てる子日本赤十字秋田看護大学・教授・安藤広子日本赤十字豊田看護大学・教授・村瀬智子日本赤十字広島看護大学・教授・小山眞理子日本赤十字九州国際看護大学・教授・本田多美枝日本赤十字九州国際看護大学・教授・小林裕美日本赤十字秋田看護大学・准教授・磯崎富美子日本赤十字豊田看護大学・准教授・中島佳緒里日本赤十字看護大学・准教授・西田朋子日本赤十字看護大学・助教・安島幹子3.要旨看護大学生の能動的学修に必要とされる能力の実態について、大学入学後に直面する学習上の困難、困難を克服する上での支援や対処、学修方略の獲得といった観点から明らかにし、看護系大学において学生の能動的学修(アクティブラーニング)を促進するための教育のあり方を検討する基礎的資料を得ることを目的とした。研究の第2段階として、学生を対象とした質問紙調査を実施した。データ収集期間は平成28年10月~平成29年1月であった。倫理的配慮として、日本赤十字看護大学研究倫理審査委員会の承認(2016-67)を得て実施した。入学直後の方が現在よりも学習上の困難が高く、特に積極的な発言や教員への質問をすること、課題が多い中で複数の課題を計画的に行うことや学習時間を確保することが困難であった。大学入学直後の学習に対する説明や科目はあった方が現在の学習上の傾向が積極的で能動的学修に必要とされる能力も高い傾向にあった。4.キーワード看護大学生、能動的学修(アクティブ・ラーニング)、初年次教育、学習方略1