ブックタイトル平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

ネット回線を介したスマート会議では、2コマ目で突然切れ再度入ることができなかったり、会議の音声が聞き取りにくいなどの問題点も指摘された。また、音声をミュートにしたかどうかは、実施している者はわかるが、他の回線からはミュートにしているかどうか、尋ねないとわからないため、いちいち確認が必要で会議が中断されるなどの問題もあった。このテレビ会議システムでは、テレビを見るように一方的な受動的学習になる危惧があったが、全学生が活発に討議し、教育効果も遜色ないとのほとんどの教員の感想であった。他大学の先行活動では、効果的であるとの結果やいくつかの課題を指摘されているため、今後も試行錯誤しながら検討を続け、最終的な評価は今後の研究結果を待つ必要があると思われる。(6)引用文献富家直明,坂野雄二(2010).臨床における面接遠隔支援によるスクールカウンセリング.こころの科学, No.149, 74-78.開原成允,篠原信夫(2012).遠隔授業システムとインターネットによるeラーニングとの融合―理想の社会人教育システムをめざして―.国際医療福祉大学学会誌, Vol.17,No.2, 1-10.久保田聰美,大碕正徳,芦田川さゆり,新村佑子,今津陽子,山田覚(2015). 5大学共同大学院における遠隔授業システムの開発.高知県立大学紀要看護学部編, Vol.64,103-109.宮越幸代,太田克矢(2010).遠隔授業で配信した「国際看護学2010」の有効性と運用上の課題.日本看護科学学会学術集会講演集, Vol.30th, 274.宮越幸代,太田克矢,森下孟(2012). 2010年度に配信した遠隔授業「国際看護学」の実践報告―授業のシステム運用と授業運営に対する考察―.長野県看護大学紀要, Vol.14,99-111.宮越幸代, RAJASEKERA Jay R., DEEPANIE PATHIRANAGE A.m.s., RATHNAYAKE U.w.s.,辻村弘美,森淑江(2014).途上国における看護職者養成支援のための遠隔教育―スリランカにおけるSkypeを用いた体位変換技術の評価―. Kitakanto Med J, Vol.64, No.1,57-66.宮越幸代,今井家子(2013).遠隔授業システムを用いた日本からバヌアツ共和国への「災害看護」の授業評価.日本災害看護学会誌, Vol.15, No.1, 270.須藤陽子,内宮律代,飯田智恵, ELDERTON Simon,原等子,田口玲子,山田正実,井上智代,橋本明浩(2012).看護師の学び直しプログラム''バーチャル・カレッジ''のシステム開発と課題.バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌, Vol.14, No.2,69-75.竹内渉,竹内渉,竹内渉,木村宏,佐藤大介,岡戸真理子(2011).「岡山オルガノンにお55