ブックタイトル平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書
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平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書
に課題に取り組み解決していくように学習者を変えていく教育技法のことをさす。アクティブラーニングにおいて学生には、主体的に課題に取り組み解決していくとともに自分の学習について目標等から洞察しながら、学生同士や教員との相互作用を通して、さまざまな学修スキルを修得していくことが求められるとした。e.調査の枠組み調査の枠組みを図1に示す。【個人の属性】・学年、年齢、性別・高校での能動的学修の経験・入試形態・学習状況・生活状況・現在の学習上の傾向【大学入学直後と現在の学習上の困難】【困難を克服するための支援と対処】【学習方略の実態】図1調査の枠組み【能動的学修に必要とされる能力】f.質問紙の作成質問紙は、調査の枠組みに基づき、【個人背景】、【大学入学直後と現在の学習上の困難】、【困難を克服するための支援と対処】、【学習方略の実態】、【能動的学修に必要とされる能力】で構成した。各質問項目は、文献および前年度に行った面接調査結果から設定した。【能動的学修に必要とされる能力】については、山形・山田・中園他(2016)が開発した「多次元アクティブ・ラーナー尺度」の許諾を得て使用した。「多次元アクティブ・ラーナー尺度」は6下位尺度、20項目から構成され、すでに信頼性と妥当性が検証されている。g.調査方法無記名自記式質問紙調査であり、留め置き法で回収した。h.分析方法記述統計をまとめ、グループ間での差の統計的解析が必要なものについては、Mann-WhitneyのU検定、Kruskal-Wallis検定を行った。自由記載については、内容が不明4