ブックタイトル平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

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概要

平成28年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究報告書

なものを除いて、回答原文に忠実に記載し、意味内容の類似した内容をまとめて共通項にして記載した。統計ソフトはSPSS ver.22を使用し,有意水準は5%未満とした。i.倫理的配慮(a)研究全般に関する配慮本研究は、日本赤十字看護大学研究倫理審査委員会の承認(2016-67)を得た。また、協力を依頼する看護系大学内の倫理審査委員会に申請する必要がある場合、該当する倫理審査委員会に申請し承認を得た上で研究活動を開始した。なお本研究は、平成28年度赤十字と看護・介護に関する研究助成を受けて実施した。(b)研究への協力の自由意思と拒否研究対象者となる看護系大学の学長に対して研究計画等を文書と口頭で説明し同意を得て実施した。本研究への協力は自由意思に基づき行われるため、自身の判断に基づき研究参加への有無を判断してもらい、協力しない場合でも、何ら不利益を被ることがないことを研究依頼書に記載し、研究依頼の際にも口頭で説明した。説明の際には学生に強制力を感じさせないように配慮した。質問紙の返信をもって調査への協力の同意が得られたこととみなした。データは連結不可能匿名化処理をして集計するため、分析処理後は回答が撤回できないことを研究依頼書に記載し、口頭でも説明した。(c)研究で得た情報の目的外使用の禁止本研究で得られたデータは本研究の目的以外で使用されることはないことを説明した。(d)プライバシーおよび個人情報の保護の方法得られたデータはすべて匿名化して扱い個人が特定されないようにした。質問紙は研究期間中及び終了後において研究代表者の研究室の鍵のかかる場所に、電子データはパスワードによるロックをかけて保管した。本研究をまとめ5年間保管した後に、質問紙および文書データはシュレッダーにかけ、電子データは記憶媒体から完全に消去することとした。(e)研究結果の公表方法および還元方法本研究で得られた成果は、関連学会や報告書等に発表する予定であること、その際データはすべて匿名化して報告することを説明した。また、本調査結果は、大学内で概要を掲示し閲覧できることを説明した。(f)研究に参加することによって起こり得る危険・負担とそれに対する研究者の対処本研究への参加によって、時間的な負担を感じる可能性があるが、答えたくない設問には回答を回避することができること、および研究参加は自由意思であることを説明した。(g)開発された尺度の使用許諾「多次元アクティブ・ラーナー尺度」については開発者に使用許諾を得た。(h)データ入力の外部委託に関する手続きデータ入力作業は、プライバシーポリシーを明示している業者に委託した。委託する業者に対し、守秘義務の遵守を示す誓約書を取り交わした。5