ブックタイトル平成29年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」研究支援事業 研究成果要旨

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概要

平成29年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」研究支援事業 研究成果要旨

研究成果要旨研究テーマ本学の「保健師教育に求められる実践能力と卒業時の到達目標と到達度」からみた公衆衛生看護学の効果的な教育方法の検討研究組織研究(代表)者:日本赤十字秋田看護大学准教授南部泰士共同研究者:日本赤十字秋田看護大学講師木下彩子同助教萩原智代同助教播摩優子同助教小野真美キーワード保健師教育保健師教育に求められる実践能力と卒業時の到達目標と到達度ミニマム・リクワイアメンツ研究報告(1)研究の背景・目的「保健師教育に求められる実践能力と卒業時の到達目標と到達度」(文部科学省,2011)(以下、「MR」とする。)に関する先行研究をみると、実習前の講義・演習、カンファレンスにおける経験の共有などによる技術の補足を工夫し強化する必要がある(津野,2014)ことが述べられている。A看護大学の公衆衛生看護学に関する教育効果を検証し、効果的な保健師教育を継続的に行うための強化すべき公衆衛生看護学に関連する講義、演習、実習を含めた教育内容、方法を検討することを目的に調査を行った。(2)研究方法質問紙調査法。(3)研究結果回収数(回収割合)は53件(100.0%)、うち有効回答数(有効回答割合)は53件(100.0%)。実習前後のMRを比較したところ、「実践能力Ⅰ.地域の健康課題の明確化と計画・立案する能力」をみると、大項目「1地域の健康課題を明らかにし、解決・改善策を計画・立案する」、中項目「A地域の人々の生活と健康を多角的・継続的にアセスメントする」において、「対象者及び対象者の属する集団を全体として捉え、アセスメントする」の到達度が高かった。実践能力:Ⅲ.地域の健康危機管理能力」については低かった。グループテーマの設定、報告書の作成に関する項目は、満足度が高かった。(4)考察公衆衛生看護学実習にて体験する多様な保健事業の中で、地区の活動実態、健康問題と5