ブックタイトル平成29年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究成果要旨

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概要

平成29年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究成果要旨

支援を記入して地域の病院につなぐ取り組みがなされるようになった。(4)考察セルフケア支援の周知に関しては、有志による取り組みから院内の教育企画室との共同企画による研修会の開催にまで発展した。このような組織で重層的に支えるしくみは、セルフケア支援を行う看護師を増やすことに寄与すると考える。病棟と外来の連携や病院と地域との連携に関して、まずはできるところから開始したことは、無理ない形で病棟-外来-地域をつなぐセルフケア支援を構築することにつながることが示唆された。(5)結論セルフケア支援を組織内外に浸透させるには、組織内での重層的な仕組みを作ることや、できるところから連携を開始するという方略が役立つことが示唆された。(6)謝辞本研究は「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」(平成28・29年度)を受けて実施した。助成金をいただき研究が遂行できたことに、感謝の意を表したい。(7)引用文献・Alison Morton-Cooper(2000)/岡本玲子他(2005).ヘルスケアに活かすアクションリサーチ.医学書院.16