ブックタイトル平成29年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究成果要旨

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概要

平成29年度「学校法人日本赤十字学園赤十字と看護・介護に関する研究助成」研究成果要旨

研究成果要旨研究テーマ共同教育課程でのテレビ会議システムおよびインターネットを介した遠隔授業・個別指導の教育効果に関する基礎的研究研究組織研究(代表)者:日本赤十字北海道看護大学・教授・河口てる子共同研究者:日本赤十字北海道看護大学・教授・中野実代子日本赤十字北海道看護大学・教授・石崎智子日本赤十字北海道看護大学・教授・西片久美子日本赤十字北海道看護大学・教授・根本昌宏日本赤十字豊田看護大学・教授・大西文子日本赤十字秋田看護大学・教授・山田典子日本赤十字広島看護大学・教授・眞崎直子日本赤十字九州国際看護大学・教授・本田多美枝キーワード遠隔授業、テレビ会議システム、インターネット、共同教育課程、大学院教育研究報告(1)研究の背景・目的赤十字6看護大学では、平成26年度に専用回線を用いたテレビ会議システムを導入し、平成28年4月からは大学院共同看護学専攻博士課程が、赤十字5大学(日本赤十字北海道看護大学、日本赤十字秋田看護大学、日本赤十字豊田看護大学、日本赤十字広島看護大学、日本赤十字九州国際看護大学)において開設され、協力校である日本赤十字看護大学とともにテレビ会議システムおよびインターネット回線を用いたスマート会議システムで遠隔授業・個別指導を実施している。しかし遠隔授業による教育効果に関しては明らかにはなっていない。そこで研究目的は、テレビ会議システムおよびインターネット回線を用いた大学院教育遠隔教育について、その具体的な利便性、有益性を含めた、総合的な教育効果に関する基礎的データを収集し、教育効果の一端を明らかにすることである。(2)研究方法研究参加者は看護系大学5校の学生7名と教員7名、半構成的面接を実施した。インタビューガイドを用い、テレビ会議システムでの5大学同時授業・指導についての意見、就業状況と大学院での学習状況、遠隔授業の学習上の困難、対面授業に比較した利便性、効果等を問うた。手順は、文書および口頭で本研究の主旨および方法を説明し、同意が得られた方を参加者とした。分析方法は、逐語録に起こしたインタビューデータについて、イ1