ブックタイトル平成29年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」学生支援事業報告書

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概要

平成29年度「学校法人日本赤十字学園教育・研究及び奨学金基金」学生支援事業報告書

学生支援事業報告書1活動名岩手県陸前高田市広田地区、小友地区における学習支援活動「夏の楽習会2017」2指導教員:日本赤十字北海道看護大学教授根本昌宏参加学生:看護学部1年生4名、2年生2名、4年生1名(災害beatS研究会所属)3要旨我々は2011年8月から継続して陸前高田で楽習会を開催しており、今回は第18回目の活動となった。活動は現地で子ども支援活動を実施しているNPOのパクトと協働し、毎回訪問させていただいている小友小学校、広田小学校を活動場所とした。活動の4日間でのべ93名の子供たちが参加してくれた。初日は台風5号の影響により大雨警報が発令されていたことで活動の中止を余儀なくされた。わずか3日間の活動となったにもかかわらずたくさんの子どもたちに来ていただけたことは、この活動を継続している意義を感じる。1年生4人は、大学生として初めての活動であり、当初は厳しい状況であった。自分たちが活動する意義を毎日のふりかえりで認識し、子どもたちとコミュニケーションをとることによって、日を追って著しく成長する姿が見られた。陸前高田市の子どもたちが学生を育ててくれている。ゆるやかなつながりを維持しながら、高田の復興を陰ながら支えるために、これからも細く長く継続できる体制を形作っていきたい。1